マカヤ・マクレイヴン。別名、ビート・サイエンティスト。シカゴを拠点に活動するドラマー。新世代ジャズのドラマーとして注目されてる人。
ギターは、同じシカゴからトータスのジェフ・パーカー。ヴィブラフォンは、最近ブルーノートからアルバムを出したジョエル・ロスとバンドメンバーも超一流。いつもはサックスが入るみたいですが今回はヴィブラフォン。これが個人的にかなり良かった。
いいのは全然知ってた。でもその期待を2周り上を行く上出来のショーでした。マカヤの繰り出す多様なリズム。ヴィブラフォンの浮遊間のあるメロディー。ギターのリズム、ベースの野太い音がうまく絡まり合って特別な音を作り出しておりました。おまけにショーの構成もジャムバンドのように最初から最後まで休み無し。涙が出てくるような美しいメロディーがループする曲からフリージャズ/ノイズを思い起こさせるようなフリーキーな曲まで壮大な演奏を聞かせて頂きました。今年の1、2になるようなすばらしいショーでした。癖になりそう。