ジョン・コルトレーンのドキュメンタリー映画。僕みたいに軽く生い立ちを知ってる人にはぴったりの映画だと思います。客席は人種関係なく年寄り多め。若者もちらほら。死後50年経つのに未だに影響力が伺えます。
フィリーとコルトレーンは深い関係があります。最初の奥さん、Naimaと出会ってずーっと住んでたのはここ。DizzyやMonk、Milesのバンドから、ヘロインが理由で追い出されたのも、ここフィリーに住んでる時。娘が言ってました、父ちゃんは私の靴買ってくれるためにバスに乗らないで、ギャラ握りしめて歩いて帰ってきたって。
最後15分ほどは、日本でのツアーで長崎に行ったときの話。この逸話は知らなかった。(ネタバレのため書きませんが)
一言で、コルトレーンを言い表すなら”LOVE”でしょう。Spiritual Giant Coltraneがずっと願ってたことが未だに聴く人に影響を与える音楽の力を見た気がします。
7月17日はコルトレーンの命日です。しかも今年は死後50周年。40歳で亡くなった彼を思い一枚アルバムを聴きましょう。