こんなドキュメンタリーを観てきました。そう”King of Afrobeat” ことFela Kutiです。音楽を武器に反政府的だった感じは、Bob Marleyに通じるものがありますが、このおっさんのパワーは、かなり凄いです。覚えてることを箇条書きにすると、Tony Allen との関係。母親との関係。インチキ、スピリチュアルアドバイザーとの関係。27人と結婚した絶倫男。最後はAIDSで死亡。 知らないことも沢山在ったので、昔の音を聞くだけじゃなくその背景の知らないこと知れたので、これからの彼の音楽を聞くときに奥深く聞くことが出来そうです。
Fela Kukiの一番下の息子、Seun KutiのShowを観てきました。親父の晩年のバックバンド、Egypt 80を引き連れてのショーです。Egypt 80のメンバーは年配の人ばかりだったので、オリジナルのメンバーだと思われます。ショーの間ずっとリズムをきざみつずけます。Seunは、親父に負けず劣らず、エネルギッシュなステージを見せてくれました。親父の曲、自分の曲を織り交ぜながら、老若男女ごちゃごちゃな客層を盛り上げていました。よぼよぼのじいちゃんが昔みた親父のFela Kutiのショーを思い出すかのように、真剣に息子のSeun Kutiのステージを見つめていた姿が印象的でした。
ここ最近(っていっても5−10年くらい)、世界的にAfrofunk, Afrobeat的な音楽が盛り上がってきてると思うんですが、もしかしたら、深層心理的に人が持っている社会に対する不満などが、音楽に反映しているんではないかと思います。音楽の可能性が広がりますね。”Music is the weapon”